Google Earth |
Google社が提供する3D地球儀ソフト。
世界中の多くの都市が航空撮影により、高解像度で見ることができる。同社の提供するモデリングソフト、sketchupと、3Dギャラリーとの組み合わせにより、ユーザー自信が情報を追加することができる自由度の高いソフト。TVなどでも使用される。都市の航空写真はその都市が提供していたりする。
最近になって出たMicrosoft社の3D地球儀ソフトVirtual Earthの、大規模な建物の3D化に対抗するため(または元からするつもりだった)、NY、SF、東京、大阪など、世界の大都市がGoogleにより3D化した。また、「ビルディングメーカー」により、ユーザーに作らせるという面白味のある方法をとっている。ただし、空撮画像のある大都市に限られる。
ところで、東京や大阪のモデラーさん達はどうしているのでしょうか・・・ |
Virtual Earth
Virtual Earthって?な人へ |
Google Earthに対抗してMicrosoft社が提供している3D地球儀ソフト。
現在は廃止されています。基本的にMicrosoftによって情報が追加されていく。3DデータはMicrsoft社によって撮影された航空写真を元に自動生成されている模様。Google
Earthに比べると自由度は低い。
また、PCメモリが1.5GB以上ないと建物の3D表示の際にフリーズ(メモリで足らない分の仮想メモリへの書き込みによる一時停止)する可能性が高いので注意。 |
NASA World Wind |
NASAが開発した3D地球儀ソフト。
こちらは上記2つの3D地球儀ソフトとは異なり、地球規模での観測データ閲覧に適している。Gooogle EarthやVirtual Earthが情報量重視なのに対して、現実度に重視している。道路マップや飲食店等の情報ではなく、地球規模の気温、海水温などのデータを表示することができる。また、リアルタイムの衛星画像を見ることも可能らしい。 |
KASHMIR 3D |
DAN杉本氏による3D景観ソフト(3D地図ナビゲーターソフト)。
このソフトの特徴は、様々な外部地理データを読み込むことにより、地図に情報を増やすことができ、3D地理データがあればそれを元に3D描写ができる。また、カメラのレンズ、ピント、カメラのレベル等が細かく設定でき、太陽の角度等もリアルに再現できるため、実写に近いレンダリングができる。
GPSデータを読み込むことができ、どのように動いたか、高低差はどのくらいあったか等を細かく知ることができる。
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Mitaka
4D2U Project |
加藤恒彦氏(大阪大学、国立天文台特別客員研究員、元4次元デジタル宇宙プロジェクト研究員)によって国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトとして開発された(されている)天文学に関する論理的モデルを描写することができるソフト。
地球、月の関係や、太陽系の構造、銀河系の位置、宇宙全体の大規模な構造まで見れる超スグレモノ。これホントに無料でいいのか・・・
地球と太陽の距離、大きさの違い、などなど、理解しづらい部分が視覚的にわかり、宇宙の地理を簡単に理解することができる。また、皆既日食の再現もすることができ、何年後のドコに月の影が落ちるのかを知ることができる。
軽い動作な部分ももお勧め。 |